先日開催された
リトルポットの紅茶教室
ティーコース・アドバンスドクラス
『紅茶を彩る陶磁器』
そこで紅茶のために使われていたお道具を
いくつかご紹介いたしましたが
その中で、現代では使われなくなったお道具の一つが
こちらの” モートスプーン” です
このモートスプーンは
1697年ごろから作られたもの
尖った先端でティーポットの注ぎ口に詰まった茶葉を
押し出して取り省き、
ティーカップ(当時はハンドルのないティーボウル)に注いだ紅茶に浮かぶ
細かな茶葉をスプーンの部分ですくい取るためのお道具でしたが
茶漉しが登場した1790年ごろにはぱったりと作られなくなったようです^^
透かし細工は
オートクチュールのため一本一本デザインが違うところも
このモートスプーンの魅力ですね^^
初期のモートスプーンは
透かし細工もシンプルなものが多いようですが
時代が進むにつれて
華やかで凝った細工が多くなっていきました
由緒ある家の家紋が入っているモートスプーンも
多く残っていますからゆっくりと時代を辿ってみると
面白いかもしれませんよ^^
わずか100年ほどしか作られなかったモートスプーン
もしも出会ったら
皆さまも透かし細工に注目してみてくださいね♪。
本日も美味しいお茶とともに‥♪。
レッスンスケジュール
セレクトショップ
“応援ポチッとお願いします!”